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「のけものアニマル - きみといきる。」記録集
¥550
動物や生き物をテーマにした展覧会の記録集です。 ================= ■概要 「のけものアニマル - きみといきる。」記録集 出展作家:サエボーグ、佐野美里、高橋真菜、塔本シスコ、星清美、渡邊義紘 展覧会会期:2015年7月18日(土)〜 2015年10月4日(日) 寄稿:「静かな場所から」藤谷玉郎 テキスト:「『のけもの』の気づき」小林竜也 サイズ:A5 ページ数:36ページ 展覧会企画担当:小林竜也 編集:はじまりの美術館 撮影(展示風景):ケニア・ドイ デザイン:はじまりの美術館 カバーデザイン:ウチダゴウ(してきなしごと) 発行:社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館 ================= ■展覧会コンセプト わたしたちと動物との関係は多様です。野に生きる生き物たちは、自然の生態系のなかで暮らしながら、ときに人と争わなければいけないこともあります。ある動物は人のために、血となり肉となる家畜として生きることもあります。またペットとして、人と家族のように暮らす生き物は、人を癒すこともあります。 このように人と身近に生きる動物たち。ある作家は動物と人の営みを映し出し、ある作家はユーモラスに形作り、ある作家は思いがけない材料を使って動物を生み出します。彼らが生み出す動物や生き物たちの見つめる先には何が映っているのでしょうか。 私たち人もまた動物です。しかし、現代社会において環境や生物の多様性を考えたとき、私たちが原因でそのサイクルを脅かしているように感じます。展覧会タイトルの「のけものアニマル」は、動物や生き物、自然のサイクルからはずれた私たち人です。本展を通して動物や生き物たちのことを改めて考え、そしてそこから私たちの暮らしを見つめ直す時間となることを願います。 https://hajimari-ac.com/enjoy/exhibition/animal/
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「unico file . 01 伊藤峰尾」記録集
¥550
安積愛育園創作プロジェクトunico(ウーニコ)の作家を紹介する展覧会シリーズ。 初回の伊藤峰尾の個展の記録集です。 ================= ■概要 「unico file . 01 伊藤峰尾」記録集 出展作家:伊藤峰尾 会期:2015年10月24日(土) - 2015年11月30日(月) 寄稿:「描かれなかった『空白』」長津結一郎 テキスト:「伊藤峰尾の日常」本多沙智代 サイズ:A5 ページ数:36ページ 展覧会企画担当:千葉真利 写真:鈴木心(展示風景)、千葉真利、岡部兼芳(p32上)、大政愛(p32下) 執筆:本多沙智代(p28-29)、長津結一郎(p30)、岡部兼芳(p34)、千葉真利(作品紹介) 編集:千葉真利 発行:社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館 発行:2016年3月31日 ================= ■展覧会コンセプト 伊藤は、自分自身の「名前」を練習し続けています。 その手から生まれるひとつひとつの「名前」はすべて微妙に違うかたちをしており、それらが集合することで文字はもはや文字であることをやめ、より大きなうねりとなります。 絵画の制作にも精力的に取り組んでおり、潔い伸びやかな線と、人や花といった対象物の脱力してしまうような表情が魅力です。 *unico file は、安積愛育園創作プロジェクトunico(ウーニコ)のなかから毎回1名を選抜し、個展の開催と図録の発行・アーカイブをするものです。 https://hajimari-ac.com/enjoy/exhibition/unico-file-01/
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「この土地の温度を感じて」記録集
¥550
「この土地の温度を感じて」記録集 展覧会会期: 2015年12月26日(土) - 2016年2月29日(月) 出展作家: 磯川盛雄、岡崎美由樹、柵瀨茉莉子、髙田幸平、堀田和男、八重樫道代 会場:はじまりの美術館(福島県耶麻郡猪苗代町4873) 主催:社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館 協力:特定非営利活動法人はれたりくもったり、社会福祉法人ほのぼの会わたしの会社、社会福祉法人光林会るんびにい美術館、unico 後援:福島県、福島県教育委員会、猪苗代町、猪苗代町教育委員会、あさかホスピタルグループ ================= 本企画は、それぞれの土地で、その風土や歴史を感じながら、制作を続ける東北にゆかりのあるアーティストに焦点をあてたグループ展です。 ここ猪苗代の冬は雪深く、白く寒く重たい季節です。どんな場所にも風土があります。昔からその土地の気候や人柄、習わしに寄り添って人は生きていきます。けれども近年、特に都市部ではそれらを科学や機械の力で抑制してしまいます。あるいは、抑制しきれなかったときには大パニックになってしまうような状況が続いてはいないでしょうか? 雨、雪、風、といった人の力の及ばぬ自然の摂理。都市化が進んでも目でみて肌で感じることが出来るものはあります。それらを畏怖し共存しながらハレの日を謳歌する行事。人の手が入りながらも自然と共存し、その境界にある里山。少しずつ薄らいできているものの、これらはまだ人の暮らしの根底にあるといえます。 急速に近代化が進む社会の中で、少しでもその土地の温度や歴史を感じながら、日々を過ごせないでしょうか?それぞれの土地での生活とゆっくりと向き合いながら、丁寧に暮らしていくためのひとつの糸口となることを願い本展を開催します。 ================= [展覧会] 企画担当:千葉真利(はじまりの美術館) 企画構成:はじまりの美術館 広報物デザイン:千葉真利(はじまりの美術館) [記録集] 編集:千葉真利 執筆:岡部兼芳、千葉真利、小林竜也 写真:鈴木心 デザイン:千葉真利 テキスト:「土地の温度を感じて生きること」千葉真利 サイズ:A5 ページ数:28ページ 発行:社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館 https://hajimari-ac.com/enjoy/exhibition/ftl/
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「絶望でもなく、希望でもなく」記録集
¥550
「絶望でもなく、希望でもなく」記録集 展覧会会期: 2016年4月2日(土) - 2016年6月27日(月) 出展作家: 太田貴志、小松理虔 × tttttan、近藤柚子、十中八九、山中紅祐、和合亮一、ワタノハスマイル 会場:はじまりの美術館(福島県耶麻郡猪苗代町4873) 主催:社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館 協力:猪苗代地方史研究会、NPO法人Wunder ground、プロジェクトFUKUSHIMA!、ヘキレキ舎、LOCALIZM、ワタノハスマイル 後援:福島県、福島県教育委員会、猪苗代町、猪苗代町教育委員会、あさかホスピタルグループ ================= 本展は、震災後の「現在」をとらえ、日々の生活のなかから大切なものを感じ取るための展覧会です。震災から5年目を迎えた今年。「あのとき」を忘れないために、当時を振り返ることはとても重要です。しかし、それ以上に大切なことは過去を受け止めながら、前に進む「現在」を見つめ、そこから未来を考えていくことだと思います。「未来への希望」とよく耳にしますが、「希望」という言葉はどこか他人事のようにも聞こえます。 自分たちの手でつくっていく。 可哀想な「被災地」、復興に向けて頑張っている「被災地」ではなく、そこで暮らす日常を丁寧にすくい上げる。本展を通して少しだけ先の未来を考え、次の一歩を踏み出すきっかけになればと願います。 ================= [展覧会] 企画担当:小林竜也(はじまりの美術館) 企画構成:岡部兼芳、千葉真利、小林竜也、大政愛 広報物デザイン:佐藤洋美(キャッサバ コラージュデザイン) [記録集] 編集:はじまりの美術館、佐藤洋美(キャッサバ コラージュデザイン) 執筆:岡部兼芳、千葉真利、小林竜也、大政愛 撮影:hzk(ひづき) アートディレクション・デザイン:佐藤洋美(キャッサバ コラージュデザイン) 寄稿:「小さなたたかいと見える希望」川延安直 サイズ:A5 ページ数:32ページ 発行:社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館 https://hajimari-ac.com/enjoy/exhibition/hope/
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「オソレイズム」記録集
¥550
「オソレイズム」記録集 展覧会会期: 2016年7月16日(土) - 2016年11月7日(月) 出展作家: 小津 誠、金子富之、鎌田紀子、神林美樹、久保寛子、小中大地、齋藤陽道、魲万里絵、山際正己 会場:はじまりの美術館(福島県耶麻郡猪苗代町4873) 主催:社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館 後援:福島県、福島県教育委員会、猪苗代町、猪苗代町教育委員会、あさかホスピタルグループ 協力:オハラ☆ブレイク実行委員会、社会福祉法人愛成会、社会福祉法人更生慈仁会青松ワークス、社会福祉法人やまなみ会やまなみ工房、新潟市美術館、日本財団、ボーダレス・アートミュージアムNO-MA ================= たくさんのモノであふれる私たちのくらし。一見すると、世界の全てはモノだけで出来ているかのようです。 何かがいそうな気配、そこはかとなく漂う雰囲気、ものごとに対する印象・イメージ、さまざまな感情、考え、想い。 それらはモノとしてカタチはないけれど、たしかにそこにあって、私たちの毎日に強く作用しています。 本展で取り上げるのは「オソレ」です。オソレは時に私たちの想像力をかきたて、この世ならざるものに姿を与えます。 死後への恐れが死者を蘇らせ、自然災害への怖れが荒れ狂う洪水を龍となし、荘厳な大自然への畏れは神を宿し、創造された姿は、また別のオソレを引き起こし、時に物語りになります。 それらの姿は、理由がわからないことに対する根拠づけや、時代の映し鏡になっているとともに、想像の機会が減り、柔らかさや寛容さを失いつつある今日の社会に、何かを訴えているようでもあります。 本展は、様々なオソレをかたちにする作家8組の作品を紹介することを通して、目には見えないけれどそこにあって、私たちの生活に様々に影響するものの持つ力について、再認識する試みです。 私たちに備わる生きた想像力が目覚めるきっかけとなることを願います。 ================= [展覧会] 企画担当:岡部兼芳(はじまりの美術館) 企画構成:はじまりの美術館 宣伝美術:小板橋基希(akaoni)+坂本大三郎 [記録集] 編集:はじまりの美術館 執筆:岡部兼芳、小林竜也、大政愛 撮影(展示風景):根岸功 デザイン:小板橋基希+難波知子(akaoni) 寄稿:「『オソレイズム』展をみて」大内郁 サイズ:A5 ページ数:62ページ 発行:社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館 https://hajimari-ac.com/enjoy/exhibition/osoreism/
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「たべるとくらす」記録集
¥550
「たべるとくらす」記録集 展覧会会期: 2016年11月23日(水・祝)―2017年2月20日(月) 出展作家: 浅野友理子、EAT&ART TARO+森のはこ舟アートプロジェクト西会津×三島WG、大竹徹祐、とっくん、増田拓史、松崎妙子 会場:はじまりの美術館(福島県耶麻郡猪苗代町4873) 主催:社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館 協力:unico、NPO法人エイブル・アート・カンパニー、はまなかあいづ文化連携プロジェクト、福島藝術計画×ART SUPPORT TOHOKU-TOKYO、森のはこ舟アートプロジェクト 後援:福島県、福島県教育委員会、猪苗代町、猪苗代町教育委員会、あさかホスピタルグループ ================= 「食」は私たちの生活のなかで、お腹を満たすだけでなく様々な役割を担っています。 その土地の伝統や歴史を伝えることもあれば、家族や友人、またはじめて出会う方との距離を縮めることもあります。 しかし、近年では核家族化や生活様式の変化から食卓を囲む機会が減り、 コンビニや外食などの便利な食事は、地域の食文化の衰退につながるように感じます。 また2011年3月11日以降、食をめぐる問題は私たち一人一人にとって、より身近に感じられるものになっています。 雪深い東北では、春になるまでの長い時間、収穫したものを上手に食べ繋ぐための知恵が培われてきました。 その土地の気候にあった手仕事から生まれる保存食の文化、生まれ育った家庭や環境から出会った思い入れのある料理。 本来「食べる」ということは、土地や人々の「暮らし」と密接で、そこには人と人との、人と自然との関係が表れるのではないでしょうか。 本展では、食にかかわる様々な表現をする作家を紹介することで、 「食べる」と「暮らし」の関係を改めて見つめ直す機会になることを願います。 冬の会津で、この展覧会があたたかい食卓のような時間になれば幸いです。 ================= [展覧会] 企画担当:小林竜也(はじまりの美術館) 展示構成:はじまりの美術館、増田拓史 広報物デザイン:ノガワ アイ [記録集] 編集:はじまりの美術館 執筆:岡部兼芳、小林竜也、大政愛 写真:白圡亮次 アートディレクション・デザイン:ノガワ アイ 寄稿:「はじまりの美術館という家に招かれて」小田久美子 サイズ:A5 ページ数:26ページ 発行日:2017年6月1日 https://hajimari-ac.com/enjoy/exhibition/chigaukamo/
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「あなたが感じていることと、わたしが感じていることは、ちがうかもしれない」記録集
¥550
「あなたが感じていることと、わたしが感じていることは、ちがうかもしれない」記録集 展覧会会期: 2017年4月8日(土)― 2017年7月9日(日) 出展作家: 乾ちひろ、大崎晴地、佐久間宏+歴代支援員、高岡源一郎、高橋舞、光島貴之、山本麻璃絵 会場:はじまりの美術館(福島県耶麻郡猪苗代町4873) 主催:社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館 後援:猪苗代町、猪苗代町教育委員会、あさかホスピタルグループ 協力:NPO法人クリエイティブサポートレッツ、視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ、びわこ学園医療福祉センター野洲 助成:公益財団法人福武財団 ================= 美術館の中で同じものをみたり、さわったりして鑑賞をすると、つい、「他の人も同じように感じているかも」と思ってしまうことがあります。たとえ同じ行為や動作をしても、その先にある「感じたこと」は同じとはかぎりません。そしてそれは、美術館以外の場所でも起こっていることかもしれません。 この展覧会では、「みたい」や「さわりたい」という気持ちをくすぐり、かつ、様々な感じ方をすることができる7組の作家の作品を集めました。 さらに今回は、二通りの鑑賞方法をご用意しています。まずはいつも通りの鑑賞スタイルで奥まで鑑賞いただき、戻ってくる際にはさわって鑑賞を行うことができる、一度で二度美味しい展覧会となっています。 みて、さわって、かんじて、はなして。まずこのはじまりの美術館のなかで、「ちがうかもしれない」という前提に立ち、一緒に思索しましょう。 ================= [展覧会] 企画担当:大政愛(はじまりの美術館) 企画構成:はじまりの美術館 広報物デザイン:ふるやまなつみ [記録集] 編集:はじまりの美術館 執筆:岡部兼芳、小林竜也、大政愛 写真:白圡亮次、はじまりの美術館 デザイン:ふるやまなつみ 寄稿: ・「人生のヘソ、あるいはクライシス」大崎晴地 ・「パラレルな世界で混乱したい」光島貴之 ・「小さなズレを見つめる」林健太 サイズ:A5 ページ数:60ページ 発行日:2017年10月1日 https://hajimari-ac.com/enjoy/exhibition/chigaukamo/
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「プランツ・プラネッツ」記録集
¥550
「プランツ・プラネッツ」記録集 展覧会会期: 2017年7月29日(土)―2017年10月22日(日) 出展作家: 浅野春香、今村文、片桐 功敦+ I am flower project、蒲生卓也、鈴木祥太、宮原克人、吉田あさぎ 会場:はじまりの美術館(福島県耶麻郡猪苗代町4873) 主催:社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館 協力:西会津国際芸術村、福島県立博物館、公益財団法人東北障がい者芸術支援機構、NPO法人エイブル・アート・ジャパン、筑波大学宮原克人研究室、オハラ☆ブレイク実行委員会 後援:福島県、福島県教育委員会、猪苗代町、猪苗代町教育委員会、あさかホスピタルグループ ================= 私たちはこの星のカケラです。 ものを食べ 呼吸し 排泄する。 私たちの身体は、常に巡り続けるこの星の一部でできており、 それは、この星の命すべてにあてはまることです。 なかでも植物は、 大地に根を張り、大気に葉を茂らせ、実を結び 循環そのものを生きています。 昔からヒトは、「才能の花が開く」「努力が実る」など 人生の折々を、植物になぞらえ表現してきました。 植物は、衣食住すべてに関わりが深い、ヒトに最も身近な命とも言えます。 一方、ヒトは豊かで幸せな暮らしを求め、 効率性や生産性を高める仕組みを作ってきました。 物質的な豊かさを享受する一方で、環境に負荷をかけ、個々の独自性は軽視され、 社会は柔らかさを失っているかのようにも見えます。 「持続可能な社会」「多様性を尊重する社会」が叫ばれて久しくなりますが、 これらの言葉はどこか他人ごとのように響きます。 本展では、植物に関わる作品を制作する7組の作家を紹介します。 身の回りの植物をはじめ、植物の多種多様な在り方に目を向け、 ほんとうの意味で、豊かで幸せな暮らしとは何かを考えます。 作家たちは、植物に何を見ているのでしょうか? この種があなたの中に宿り、何かが芽生えることを願います。 ================= [展覧会] 企画担当:岡部兼芳(はじまりの美術館) 企画構成:はじまりの美術館 広報物デザイン:Studio ITWST [記録集] 編集:はじまりの美術館 執筆:岡部兼芳、小林竜也、大政愛、関根詩織 写真:白圡亮次 デザイン:Studio ITWST 寄稿:「『プランツ・プラネッツ』を見て」矢部佳宏 サイズ:A5 ページ数:46ページ 発行日:2018年3月1日 https://hajimari-ac.com/enjoy/exhibition/plantsplanets/
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「青木尊大物産展」記録集
¥550
「unico file vol.2 青木尊大物産展〜青木さんとわたしの関係〜」記録集 展覧会会期: 2017年11月11日(土)〜2018年1月14日(日) 出展作家: 青木 尊 会場:はじまりの美術館(福島県耶麻郡猪苗代町4873) 主催:社会福祉法人安積愛育園はじまりの美術館、unico 後援:福島県、福島県教育委員会、猪苗代町、猪苗代町教育委員会、あさかホスピタルグループ 助成:日本財団 ================= 力強く印象的に描かれた目、ボールペンや鉛筆でゴリゴリと刻まれた線と形、そして画面にあふれるユーモア。作者の名は、青木尊。小学生の頃から絵を描きはじめ、入所した施設あさかあすなろ荘で創作活動を行い、施設を出た今でも自宅で制作を続けています。実は青木さんは、ここ「はじまりの美術館」が生まれるきっかけとなった作家のひとりでもあります。 本展は、青木尊の作品と、青木尊の関係者の「ことば」で構成された展覧会です。この展覧会であなたは、青木尊と出会い、青木尊を知らないからこそ様々なことを想像するはずです。その印象をぜひ「ことば」として残してください。あなたにも、この展覧会の「関係者」になってほしいのです。 展覧会を見終わったあと、あなたはきっと「青木さん」に会いたくなる......はず ?! ※unicoとは、社会福祉法人安積愛育園に所属する、各事業所を利用されている方の創作活動を支援するプロジェクトのことです。unico fileではunicoのメンバーの中から毎回1名を選抜し、個展の開催と記録集の発行・アーカイブをします。 ================= [展覧会] 企画担当:大政愛 会場構成:はじまりの美術館(岡部兼芳、小林竜也、大政愛、関根詩織、中野美奈子) 広報物デザイン:関川航平 [記録集] 編集:はじまりの美術館 執筆:岡部兼芳、小林竜也、大政愛、関根詩織 写真:白圡亮次、はじまりの美術館 デザイン:関川航平 寄稿:「青木さんに、会いたくなる」小澤慶介 収録:トーク「青木さんとわたしの関係」長津結一郎×岡部兼芳 サイズ:A5 ページ数:60ページ 発行日:2019年1月1日 https://hajimari-ac.com/enjoy/exhibition/aokitakeru/
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「えらぶん:のこすん:つなげるん」記録集
¥550
「えらぶん:のこすん:つなげるん」記録集 展覧会会期: 2018年7月28日(土)- 10月21日(日) 出展作家: 乾 久子、大路 裕也、佐藤 悠、根本 将、ハーモニー、久松 知子、藤 浩志 会場:はじまりの美術館(福島県耶麻郡猪苗代町4873) 主催:社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館 協力:いわき芸術文化交流館アリオス、unico、えずこホール(仙南芸術文化センター)、株式会社藤スタジオ、特定非営利活動法人やっとこ、halken LLP、社会福祉法人やまなみ会やまなみ工房 後援:福島県、福島県教育委員会、猪苗代町、猪苗代町教育委員会、あさかホスピタルグループ 助成:日本財団 ================= 美術館に展示されている作品。 これらは、テーマやサイズ、素材、色、形、タイトル、見せ方など、作者による様々な選択の過程を経て制作されています。さらに、学芸員やキュレーターによってその作品が選ばれ、皆さんの前に展示されます。 一方でわたしたちも生活の中で、日々、選ぶことを繰り返しています。例えばそれは「今日どんな服を着て過ごすか」「どのテレビ番組を見るか」「ランチに何をたべるか」などの小さな選択から、「どんな学校にいくか」「どんな仕事をするか」「誰と結婚するか」「どこに住むか」といった大きな選択まで、挙げればきりがないほどです。いま、この文章を読んでいるということも、どこかで目に留まり、「読んでみよう」ということを選んだ結果だ、とも言えます。 毎日、想像もできないぐらい多くの「えらぶ」が暮らしの中で行われています。ですが、そんな何気ない日々の選択の積み重ねで、わたしたちの文化や社会は作られているともいえるのではないでしょうか。 本展では、様々な選択を経て生まれた作品や、私たちに「えらぶ」ことを投げかける作品をご紹介します。本展が、選ぶことや残すことに思いを巡らせ、その次を考えるきっかけとなることを願います。 ================= [展覧会] 企画担当:大政愛 会場構成:はじまりの美術館(岡部兼芳、小林竜也、大政愛、関根詩織、中野美奈子) 広報物デザイン:FRIDAY SCREEN [記録集] 編集:はじまりの美術館 執筆:岡部兼芳、小林竜也、大政愛、関根詩織 写真:白圡亮次、はじまりの美術館 デザイン:FRIDAY SCREEN 寄稿:「殺されない / 殺させないためのアートの可能性」鈴木励滋 サイズ:A5 ページ数:66ページ 発行:社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館 発行日:2018年3月1日 https://hajimari-ac.com/enjoy/exhibition/erabun-ten/
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日比野克彦がみずのき、あゆみ苑、ワークスみらい高知、アルバでショートステイした本
¥550
日比野克彦が「TURN/陸から海へ(ひとがはじめからもっている力)」展巡回先の美術館の母体である、社会福祉法人やNPO法人の運営する施設に赴き、ショートステイ体験を行い、障がい者と生活をし、その最終日に行った対談と滞在中に制作した作品をまとめた本です。 ※「ショートステイ」とは 障がいのある人(あるいは児童)や高齢者が、家族など介護する人の事情や心的負担の軽減のため、一時的に福祉施設の入所支援を利用すること。 監修:日比野克彦 企画:TURN展実行委員会 編集:佐藤恵美 デザイン:德永明子 撮影:池田晶紀+川瀬一絵+池ノ谷侑花(ゆかい) 印刷:富士美術印刷株式会社 サイズ:B5 ページ数:64ページ 発行:TURN展実行委員会 2014年11月8日発行
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