「アラワシの詠」記録集
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詩人 吉増剛造の多様な創作スタイルに着想を得て企画した展覧会で、様々な手法でなにかをアラワし、詠うように留める7組の作家を紹介した企画展です。
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■概要
「アラワシの詠(うた)」記録集
出展作家:浅見俊哉、上田假奈代(釜ヶ崎芸術大学)、鈴木ヒラク、富塚純光、中村和暉、宮川隆、吉増剛造
会場:はじまりの美術館(福島県耶麻郡猪苗代町新町4873)
会期:2018年11月10日〜2019年1月20日
寄稿:
・いみとみいみのはざま(岩本圭司/造形家)
サイズ:A5(横)
ページ数:44ページ
展覧会企画担当:岡部兼芳
編集:はじまりの美術館
執筆:篠原誠司、岡部兼芳、小林竜也、大政愛、関根詩織
写真:白圡亮次、はじまりの美術館
デザイン:藤城光
発行:社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館
発行日:2021年11月30日
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■展覧会コンセプト
本展は、詩人 吉増剛造の多様な創作スタイルに着想を得て構想しています。
「詩人」と聞くと、どのようなイメージを持つでしょう。
文字を推敲して詩作をしたり、できた詩を朗読する人、でしょうか。従来の詩のイメージで吉増を見ると、活動の多様さと幅の広さに驚かされます。「全身詩人」とも評されるその多様な仕事は総じて「詩」であり、他にない存在感を放っています。いつのまにか「詩人」や「詩」というものの持つイメージは崩れ、なにかを表現することに「決まったかたちはない」ということに気付かされます。
では「詩」が詠まれるとき、そこではなにが起きているのでしょう。
隠されていた大切ななにかが顕わにされ、もしくは未知の価値がたち現わされているような、そんな感覚を覚えます。そしてそれらは愛おしまれるようにして、ここに詠い留められ、もしくは解き放たれ、私たちに届けられているようです。
本展では、吉増をはじめ、様々な手法でなにかをアラワし、詠うように留める7組の作家を紹介します。それぞれの「なにか」を味わいつつ、表現というものの多様さと、その力を感じていただければ幸いです。
https://hajimari-ac.com/enjoy/exhibition/arawashinouta/
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